大町タウンハウス

森みわ

年間暖房負荷:24.99kWh/m²a

リノベーション

築28年の鉄筋コンクリート造テラスハウスの省エネ改修を行った事例。オーナーと10年間の定期借家契約を結び、改修工事を自己負担で行う代わりに家賃を当初の9万8千円から2万円に引き下げられ、10年分の家賃の大方を初年度のリフォームの費用としてつぎこむかたちとなった。完全なスケルトン状態まで建物を解体し、省エネ改修を含むフルリフォームを行い、かかった費用はおよそ1500万円。この大規模改修によって太陽熱と薪ストーブの恩恵を受ける省エネで健康的な賃貸生活を手に入れることができた。10年後の退去時の現状復帰はなしと契約書に特記事項として盛り込んだ。“古屋”と化した状態の悪いストック住宅は、日本全国に増殖している。ストックの再生こそが、LCCO2を考えた省エネ化なのである。

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設計者:KEY ARCHITECTS 施工者:高橋建築、STOジャパン、その他 建設地:神奈川県鎌倉市大町 竣工年月: 新築/改修:改修 延床面積:71.15 工法・規模:鉄筋コンクリート造 C値(実測):0.77 Q値:1.12

【  断熱仕様  】 屋根:セルロースファイバー t=240mm 外壁:ビーズ法ポリスチレンフォームt=100-150mm+ウッドファイバーボードt=40mm 基礎下:真空断熱材t=24mm+発泡ガラス砕石 基礎立上り:押出法ポリスチレンフォームt=150(防蟻タイプ) 窓:アルミクラッド木製サッシ U値=1.1W/㎡K 玄関ドア:木製断熱玄関ドア U値=0.99W/㎡K 【  設備仕様  】 暖房:蓄熱型薪ストーブ+一部ガス温水式床暖房(TONWERK LAUSEN社製T-ONE) 冷房:ルームエアコン 給湯:潜熱回収型ガス給湯器+太陽熱温水パネル4㎡ 換気:第一種熱交換型換気装置(Paul社製 Focus200 全熱タイプ) 照明器具:電球型蛍光灯+LED 調理:ガス調理器+ガスオーブン